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家の構造木材も湿って腐ったり、シロアリの格好の攻撃目標にもなるので、外から見えないだけに、警戒しなくてはならない「壁内結露」です。
こんな壁内結露が、石油ショックをきっかけに北海道が高断熱化していく中で頻発したらしく、話が本州に伝わって、今でも壁内結露はこわいものになっているようです。
暖房しているときは、家の中の水蒸気量は外気の水蒸気量より多くなります。
たとえば、室温17℃湿度17%、屋外温度3℃湿度17%とすると、湿度は外のほうが高いのに水蒸気の量壁内結露は防げる過去に問題をおこしてきたのは、グラスウールなどの繊維系断熱材です。
水蒸気は壁に侵入し、断熱材の中を通過して外壁近くに到達したところで冷やされて結露します。
ところが最近は、壁に水蒸気が侵入しないように断熱材の室内側に防湿気密フィルムを張り、それでも侵入した水蒸気を逃がすように断熱材の外側には水蒸気をよく通す透湿防水シートを張ります。
外壁材で湿気の逃げを邪魔しないように、透湿防水シートとすき間をへだててサイディングなどの外壁材を張ります。
このすき間に逃げ出した湿気は、軒や天井裏から外に出ます。
このように施工するのを「通気工法」といい、今日では一般化している。
これは室内のほうが多いのは、先の湿り空気線をみてもよくわかります。
水蒸気は、より水蒸気量の少ない側へ行く性質が強いので、室内の水蒸気は壁を貫通して外へ出ようとします。
こうして水蒸気は内装の石膏ボードを抜け、壁の中へ侵入し、断熱材の中を通過して外へ外へと移動し、外壁近くに到達します。
ところで、優れた断熱ということは断熱材が内外ではっきり温度を分けているということです。
そのため断熱の室外側では温度は低く、外壁近くの冷たい断熱材内部で結露がおきてしまうことがあります。
そうなると断熱材は結露水を含んで重くなり、カビが生えて真っ黒になり、当然、断熱性はなくなってしまいます。
暖房室内から侵入した水蒸気が断熱材の中で結露。
正しい断熱施工で水蒸気を吐き出せば、壁内結露はおきない。
るので、壁の中に侵入した水蒸気が結露することは防がれ、グラスウールを使うから壁内結露をおこすことはありません。
もっとも、建築屋さんによっては、こうした壁内結露防止の意味がよくわかっていないために、形だけは通気工法のようにみえてもその効果を殺してしまっている場合もあります。
実際、こんなことがありました。
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